昨日、演劇教室第54期募集の受講希望者と無事面接が終わりました。
昨年は受講者の都合やコロナ禍という事情もあり、開講直後に中断せざるを得ない状況になってしまいました。
今年はコロナ対策を万全にし、何とか開講にこぎ着けたいと思っています。
そんな中、少人数ではありますが受講申し込みがあり、面接を実施しました。
定員にはまだまだ余裕がありますので、引き続きしばらくの間、募集を続行します。
この面接はオーディションなどの審査の目的ではなく、この劇団名古屋がどういうところなのか、またどんな人たちが教えるのかなどを知ってもらうためのものです。
つまり希望者が本当にここを選んでいいのかを熟考するための機会。
強いて言えば、私たち劇団名古屋が審査されると言っても過言ではないでしょう。
恐らく、昨日の面接では彼らはとても緊張していたでしょうね。
私もかつて初めて面接を受けた時のことを思い出します。
緊張しながらも、期待や不安など色々入り混じった心境で一歩を踏み出していました。
あと一週間ばかりの入所式までの間、もう入所を決めている人もそうでない人も、今一度熟考した上で入所式を迎えてほしいと思います。
たった半年、されど半年。
自身が演劇というものに向き合えるのか。なぜ演劇をやりたいのか。演劇で何がしたいのか。
まだわからないなりに考えてほしいです。
そして決めたことは途中で投げ出さないで、最後までやり遂げてほしい、そう願うばかりです。
たった半年、されど半年。