2020年2月26日水曜日

作品選び

ただいま劇団名古屋は春公演にむけて作品を選考しています。
私たちの劇団には座付き作家がいるわけじゃないのですが、「空白のカルテ」では劇団員のごとうてるよが執筆したり、「あ・り・が・と」などのようにオリジナル作品を創作するため作家にお願いしたりもします。
ほとんどの場合、既存の作品から上演作品を選考しています。

今回の春公演ですがアトリエで上演することは決まっています。
ですからあの舞台スペースの狭さという制限があります。
また、観客のことも考え、座り心地の悪いひな壇では長時間座らせるのは避けたいという制限もあります。

いろいろ考えていると本当にすんなり決まらないわけです。

みなさん、もし「この作品、劇団名古屋に上演してほしいな」と思うものがあったら、ぜひ教えてください。
仮に今回は無理だとしても、今後の作品選考の参考にさせて頂けたら幸いです。

ちょっと不思議なあたたかいお話

 友人のNHKディレクター辻さんから電話があったのは21日金曜日。長島愛生園で生活しているKさんに取材をしたいからアポを取ってほしいとのこと。夕方、Kさんに連絡をすると「妹が死んで、駿河の療養所で葬式をすませ今帰ってきたところ。」と言う。
妹?駿河?愛生園に通いはじめた9年前からお世話になっているKさん。彼に妹がいて、しかも駿河療養所に入所しているとは全く知らなかった。結婚して出産してからの発症だったという。少しでも子供の近くにいたかったので遠い愛生園ではなく駿河を選んだそうだ。なんだか悔しくて悲しくて、やりきれない思いが湧いてきました。
 その夜、駿河療養所を訪問した時にお世話になった女性が「駿河療養所の友人から電話があり、えみこさんが亡くなり、彼女の90歳になるお兄さんが遠い療養所からお参りに駆けつけてくれた」とフェイスブックに投稿されていました。すぐにKさんとわかりコメントしました。「たまたま今日、そのお兄さんと電話で話しました」と。すると「えみこさんの写真が何枚かあるからお兄さんに渡したい。名前を教えてほしい」との返事。その旨、Kさんにも電話しました。Kさん、とても喜ばれていました。「その写真、僕にも見せてくださいね」そう約束して電話を切りました。
 Kさんに電話をしなければ知らなかった。フェイスブックの記事を読んでも気がつかなかっただろう。もっと言えば辻さんの熱心な取材がなければ電話さえしなかった。
 偶然に偶然が重なり、えみこさんの写真がお兄さんの手元に届くことになりました。
 えみこさんが結んでくれた縁になんだか心があたたまり、素敵な1日にでした。

2020年2月24日月曜日

金山に行こう!

 金山…名古屋の金山ではございません。
仲間劇団「仙台小劇場」さんの創立50周年記念シンポジウムとレセプションに出席するための仙台行き。たまには飛行機で行くべ、と思い予約したのですが、機体の整備不良とやらでフライトが3時間25分遅れるという‼︎シンポジウムには間に合わないし、レセプションも遅刻⤵︎⤵︎⤵︎悔しいけど他の便も満員。出発まで待つことにしました。その旨、劇団代表の石垣氏に連絡すると「もう一泊して、金山に行きましょう」とのメール。⁇「この人は何をしに名古屋に来るんだ⁈」しかし、そんなはずはないと「東北 金山」で検索すると山形にある町。落ち込んでいただけにその言葉が嬉しく、甘えることに。
結局、仙台のレセプション会場に着いたのは6時30分。駆けつけ三杯!飲む前に挨拶をしろという⤵︎⤵︎でも、頑張って喋りました。50年を辿る写真では我々のボランティアも紹介され嬉しかった!会場からは拍手も。会はとてもあたたかな笑いの溢れる素敵な会になりました。
 仙台小劇場さん、50周年おめでとうございます!

さて翌日は塩釜港近くの人気のお寿司屋さんに。なんと1時間半待ち。しかし待っただけのことはある美味さ!白子はフワフワで甘く、他のネタも最高!キュウバン軍艦巻きには笑いましたが…
そして山形県金山町に。100年かけて街づくりをするという方針のもと、ドイツで建築様式を勉強してきた街並みは静かでお洒落です。蔵を利用したカフェも谷川には似合わないお洒落な空間。
宿泊はスキー場横のホテル。
温泉につかりホッとひと息。
翌日は金山町散策とお蕎麦屋さん。
思わぬグルメの旅となりました。

最初でつまずきましたが結果、いい旅となりました。








2020年2月21日金曜日

港区合同クリスマス会

 さてさて、劇団の芝居づくり以外の活動として、みなと福祉会が主催して開催される「港区合同クリスマス会」があります。毎年12月のクリスマス直前の土曜日に港区役所において開催されます。劇団として関わりだしたのは123年前。額縁があり照明、装置のある舞台で芝居をしている僕たちにとってこのクリスマス会はとても刺激的で感動的な時間でもあります。なにしろすぐ足もとにお客さんがいて、乗ってくると舞台に出て一緒に踊るは、歌うはあらかじめの振り付けもほとんど意味がありません()
でもそれが素敵なんです。感動なんです。こんなにもお客さんの呼吸を感じながら、一体感を感じながらの舞台は役者冥利につきます。
今年も、いえ来年以降も取り組んでいきたいと思っています。
昨年のクリスマス会の様子が「みなと・なかがわホームニュース」に掲載されました、

2020年2月19日水曜日

ぬおっ!!

腰が痛いんです。先週金曜日から。
で、車で曲がるときとか車線変更で斜め後ろを見たり、乗り降り、ズボンや靴下を履くとき、痛さで「ぬおっ!!」というかけ声とともに動きます。
腰は体の要ですね。
本番とか稽古真っ盛りの時期でなくて良かった。
治さないと…
痛い…
それにしても車の運転って腰への負担が大きいものですね。
みなさんもお気をつけて。

2020年2月17日月曜日

長島愛生園に行ってきました!

 劇団名古屋は芝居創り以外で継続的に取り組んでいるものがいくつかあります。ひとつは先に紹介した東北ボランティア。そしてハンセン病療養所訪問です。岡山と草津の療養所がメインで年に3〜4回訪問し入所者の爺ちゃんばあちゃんと交流しています。今年は先月の25,26日岡山愛生園と邑久光明園に4人+1人で行ってきました。全国の療養所入所者は1300人ほど。愛生園は145人。平均年齢は87歳。みなさん、それぞれの楽しみ方…例えば野菜作り、絵、写真、陶芸などを趣味に持ち毎日を過ごしています。会ってくれる方々は皆明るく楽しい方たちばかりです。辛かったはずの過去を胸に秘めながら僕たちと向き合ってくれます。本当に素敵な爺ちゃん婆ちゃんたちです。
 残された時間は多くありません。これを読んでくださった方、ぜひ一度療養所に行きませんか?




2020年2月7日金曜日

3.11といえば…

2012年から毎年4月に行っていた東北ボランティア。今年は4月11,12日に行くことになりました。中部三県に加え、浜松の劇団員とその仲間たちでボランティアしてきます。今年は牡鹿半島月の浦での作業です。東北大震災は終わった?まだまだです。むしろこれからが大切と考えています。目に見える部分ではなく、心のボランティアです。
誰でも参加できます。
参加したいよ!っていう方、連絡ください!
4月11日7時45分仙台駅にて待ち合わせです。
ぜひ、ご参加ください!

2020年2月5日水曜日

今年の3.11の集いは

東北震災から10周年となる今年。
2年前まで毎年「3.11の集い」を開催してきました。
残念ながら、今年は劇団の諸事情により開催ができなくなってしまいました。

でも、でも、
私たちは忘れません。
3.11のこと、原発問題、被災者たちのその後についても、心に留めながら歩んでいきたいと思っています。

集いはできませんが、各個人が3.11を深く思いめぐらす年となりますように。

ブログスタート!

みなさん、こんにちは。
劇団員一同、このブログで活動日誌をアップしていきます。
ホームページもようやく更新かけたり、Twitterで情報発信しています。

少しでもこの劇団名古屋という団体がどんな活動していて、
どんな芝居をつくっているのか、ネット上で発信していくつもりです。

どうぞお楽しみに!